サトルは驚きながらも
「あの、こちらは**さんの・・・」
「ご予約ですか?」
「はい?」
「ご予約ですか?」
サトルは即答した。
「そうです」
「お名前よろしいでしょうか?」
「下山です」
「少々お待ち下さい」
「はい」
タキシードの男が奥の受付カウンターに行くと、サトルは中の様子を伺った。
このビルの1フロアー以上はあるかと思われる空間がそこには存在していた。
ラスベガスの一流のカジノを思わせる、豪華絢爛で思わせぶりな世界が明らかに異質である、こちら側の世界を遥かに超えてその世界はまざまざと存在していた。
タキシードの男が困った顔で戻ってきた。
「こちらの手違いだと思われますが、下山様と言う名前でご予約の方はいらっしゃらないんですよ」
サトルはとぼけて
「・・・あれ?おかしいな・・・・」
2007年08月26日
2007年06月01日
幻覚小説「桜」危険な夢の世界へ破滅した男が請け負った4億円の仕事とは?pt.48
お久し振りです
ようやくの再開です
ドアが開くと人がいるとは思えない暗さだ。
天井の低さが、狭苦しさを感じさせ、喉が渇く。
建物の古びた匂いは相変わらずだ。
狭い窓から見える空も低く、どんよりとしている。
何も聞こえない。
節電のためか、明かりは一つもついていない。
誰もいる気配はなく、静まり返っている。
サトルは403号室を探して暗い廊下をさ迷う。
右に行ったが406から407へと部屋番号が増えていくので引き返した。
403号室の部屋の前まで来たが何の表示もない。
郵便受けもないので、郵便物を調べることも出来ないので部屋の住人名が全く分らない。
ただつっ立っているのも時間の無駄なのでサトルはドアをノックしてみる。
返事はない。
再びノックしてみる。
部屋のドアがいきなり開き、まばゆいばかりのライトと、もの凄い音量でプレスリーのロカビリーが聞こえてきた。
タキシードを着た青年が笑顔で元気良く
「いらっしゃいませ!」
驚きの余り、一瞬ボーっとしてしまうサトル。
ようやくの再開です
ドアが開くと人がいるとは思えない暗さだ。
天井の低さが、狭苦しさを感じさせ、喉が渇く。
建物の古びた匂いは相変わらずだ。
狭い窓から見える空も低く、どんよりとしている。
何も聞こえない。
節電のためか、明かりは一つもついていない。
誰もいる気配はなく、静まり返っている。
サトルは403号室を探して暗い廊下をさ迷う。
右に行ったが406から407へと部屋番号が増えていくので引き返した。
403号室の部屋の前まで来たが何の表示もない。
郵便受けもないので、郵便物を調べることも出来ないので部屋の住人名が全く分らない。
ただつっ立っているのも時間の無駄なのでサトルはドアをノックしてみる。
返事はない。
再びノックしてみる。
部屋のドアがいきなり開き、まばゆいばかりのライトと、もの凄い音量でプレスリーのロカビリーが聞こえてきた。
タキシードを着た青年が笑顔で元気良く
「いらっしゃいませ!」
驚きの余り、一瞬ボーっとしてしまうサトル。
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幻覚小説「桜」




